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【キディライド解説】ジャイアントドラえもん【懐かしの のぶ代ドラ】

どんな乗り物?
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 ジャイアンドラえもんは、1996年(平成8年)にバンプレストから発売されたキディライドです。
製造はホープが行なっていました。
国民的アニメドラえもんをモチーフにしたライドで、ジャイアントの名前にふさわしく全高2mほどの大きなドラえもんの形状で、中に子供が2人または子供1人+大人1人が乗り込んでプレイするとこができます。
 2005年以降、アニメドラえもんは全声優が交代されましたが、このジャイアンドラえもんのボイスが差し替えられるなんてことは勿論なく、当時の声優の音声がそのまま録音されています。
平成生まれの筆者にしてみれば、もはや現キャストのドラえもんの方が視聴歴が長いはずなのですが、この旧キャストの声の方が馴染み深い気がしてしまいます。
同年代で共感して頂ける方も多々いらっしゃるのではないでしょうか。
同シリーズのジャイアンアンパンマンよりも設置店舗が多く無いように感じますが、子供向けライドである以上、乗るのは小さい子供が殆どのはずで、旧キャストの声に馴染みのないお子様たちがこのライドで遊んでいる時、どう思っているのか気になって仕方がありません。
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 内部には中央にブラウン管のディスプレイが設置されており、その下には赤青2色のボタン、そしてホープ製のライドにはお馴染みのハンドルが備え付けられています。
足元にはコイン投入口とカード出口がありますが、カードが終売になってしまっているのか、アンパンマンのカードが入っていたり、カード払い出しがOFFになっている筐体も少なく無いようです。
ドラえもんの口はアクリル素材の窓になっていて半透明です。

遊び方
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 料金を投入すると画面に注意書きが表示されカードが払い出されます。
カードを取るとスタートです。
ドラえもんは左右に回転し、一定の角度まで回ったら逆方向に回転するようになっています。
 回転はあくまでオマケといった感じで、メインは中央のブラウン管に表示されるミニゲームです。
ドラえもんが散歩中に遭遇するトラブルを回避するため、二つの選択肢から正しい方をボタンで選ぶクイズ形式になっています。
間違えてしまっても大きな変化はなく、正しい道具に持ち換えて進行します。
途中、なぜか武器を持って襲ってくるネズミをジャンプして避けるミニゲームが発生する場合がありますが、これの成績によって特に何か変化が起こるわけでもありません。
ネズミ避けイベントが発生しなかった場合、最後にどら焼き早食いイベントが発生し、こちらはボタンの連打数によって結果が変わりますが、やはり何かに影響したり、スコアが残ることはありません。


 古くはありますが、稼働していれば人気なジャイアンドラえもんは筐体そのものよりもブラウン管の寿命を迎える場合がありますが製造元のホープは倒産済みです。
しかし、長く愛されてきたマシンでもあり、他社から交換用の液晶モニターキットが発売されるなどしており、大切に稼働されています。

関連マシン
【キディライド解説】ジャイアントアンパンマン - いろいろゲーセンマシン解説
同じジャイアントの名前ですが、ガワを変えただけの類似品ではなく、まったく違う遊び方になっています。

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