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どんなゲーム?
カプリチオG-one
(CAPRICCIO G-one・カプリチオジーワン)は2003年(平成15年)にタイトーから発売されたクレーンゲームです。
タイトーのクレーンゲーム、カプリチオシリーズの一つで、ナムコのクレナフレックス、セガのUFOキャッチャー7と同世代にあたります。
シリーズでもお馴染みのクレーンユニット回転機能に加え、デジタルでのパワー調整やフィールドの昇降が可能になった高機能なクレーンゲームです。
カラーバリエーションはブルー、ピンク、プラチナの三種類あり、写真はブルーバージョンです。
カプリチオG-oneは発売の2年前に発売済みであった大ヒット機、UFOキャッチャー7にはない独自の強みを持っていました。
しかし、発売翌年にカプリチオG-oneよりも低価格かつ高機能クレナフレックスが現れ、全てを持って行かれてしいました。
そんな悲しい経歴もこのマシンの魅力なのかもしれません。
ちなみに、タイトーのオンラインクレーンではカプリチオG-oneが多数稼働しています。
基本スペック
幅 1760mm
奥行 905mm
高さ 1964mm
重量 310kg
消費電力 360w
遊び方
カプリチオG-oneには二種類の操作方式が用意されており、設置する施設側が選択できるように設計されています。
- ジョイスティック+回転ボタンタイプ
ジョイスティックと、回転ボタンが付いています。
料金投入後、制限時間内は無制限にクレーンを操作することができます。
移動後、回転ボタンを長押しすると、押している間その場でクレーンが回転します。
ボタンを離すとクレーンが下降します。
下降中にもう一度ボタンを押すと下降を停止し、その場でアームを閉じる動作に移行します。
- 3ボタンタイプ
オーソドックスな横移動・縦移動と回転ボタンの3ボタンが並んでいます。
こちらは縦横それぞれ一回のみ操作可能です。
移動後はジョイスティックと同じ操作でクレーンの回転を行います。
クレーンの回転及び下降停止は設定でON/OFFの切り替えが可能で、使用していない施設もよく見かけます。
攻略のポイント・取り方
カプリチオG-one攻略において最も重要といえるのは、クレーンの重さです。
G-oneのクレーンユニットは他のクレーンゲーム機と比較しても大型で、回転機構も組み込まれていることにより重量があります。
また、下降時の下限センサー(※一番下まで降り切った・景品に当たった事を感知する)の反応が遅いため、クレーンの重さがダイレクトにアームに伝わります。
さらに、クレーンを支えているロッド部分の形状が特殊なため、クレーン下降時の揺れも大きくなりやすい特徴を持っています。
このクレーンの重みと揺れを利用して、景品を上からアームで押したり、角近くを押して弾く狙い方が非常に有効です。
特に、平面のフィールドに直置きの景品に威力を発揮します。
マイナーチェンジ版
- カプリチオLIGHT
CAPRICCIO LIGHT
2003年(平成15年)発売
G-oneに先駆けて発売されたフィールド昇降なしのほぼ同等機
- カプリチオG-one HG(ハイグレード)
CAPRICCIO G-one HG
2004年(平成16年)発売
カラーバリエーションにゴールド追加
フィールド色がイエローに変更
ネオン管→LED照明に変更
- カプリチオG-one+
CAPRICCIO G-one+
2009年(平成21年)発売
コントロールパネル色変更
- カプリチオG-one T
CAPRICCIO G-one T
2010年(平成22年)発売
爪交換にネジ不要
まとめ
- 名作に挟まれたちょっぴり可哀想なヤツ
- 回転する重いクレーンを使いこなそう
- マイナーチェンジ版多数