いろいろゲーセンマシン解説

クレーンゲームから乗り物までいろいろ紹介します。懐かしいの多め

【プライズゲーム解説】ビッグキャッチャーデカクレ


目次

どんなゲーム?

 ビッグキャッチャーDeca Cre
 ビッグキャッチャーデカクレ

 2011年に北日本通信工業(KNT)から発売された三本爪タイプの大型クレーンゲームです。

現在多くのゲームセンターで稼働しているデカクレシリーズの初代機で、今回解説する初代デカクレの後継機が発売されてから既に10年ほど経ちますが現在でもそこそこの台数が現役で稼働しています。
「ビッグキャッチャー」は初代デカクレにのみ表記があり、後継機には「デカクレ⚪︎⚪︎」のシンプルなネーミングになっています。

ボディは白に赤のラインとロゴが入ったデザインが採用されており、白+赤のカラーリングはKNT製のクレーンゲームに多く採用されています。
同時期に発売されたツインジェミニにも同様のカラーリングが使用されています。

各部のサイズなど多少の違いはあるものの、その外観はタイトーから発売されていたトリプルキャッチャーメガにそっくりで、特にクレーンユニットの左右移動機構は全く同じ構造です。

現在大型三本爪タイプのクレーンゲームの大半は、この「デカクレ」シリーズとセガの「UFOキャッチャートリプル」シリーズが占めており、店頭で見かける機会も多いでしょう。

セガ「UFOキャッチャートリプル」やアトラス「トリプルキャッチャーメガ」との違いについても後述します。

基本スペック

幅  1250mm
奥行 1340mm
高さ 2245mm
重量 kg
消費電力 900W

他社の三本爪クレーンゲームとの違い



セガ UFOキャッチャートリプルとの比較

  • クレーンが回転する

 UFOキャッチャートリプルはクレーンがシリンダーで固定されており、下降・上昇中にクレーンは回転しません。
デカクレはワイヤーで吊られているだけなので、配線のカールコードに引っ張られることでアームが捻れるように回転したり、前後左右に揺れながら動作します。

また、景品に爪の先が当たった場合、UFOキャッチャートリプルがその場で停止するか真下に押し込む動きになるところ、デカクレは下降の終わりを感知するセンサーがかなり甘く、クレーンが横向きになってしまうことも多々あります。

  • 設定はシンプル

 デカクレにはUFOキャッチャートリプルのような細かな難易度設定はなく、基本的にアームパワー、アシストの確率、爪の滑り止め有無のみで設定を行います。
使用できる景品の幅はやや劣りますが、シンプルでわかりやすく、景品投入に必要なスキルや確認事項が少なく済むのは運営側にとって嬉しいポイントです。

  • 景品獲得センサーは一つだけ

 デカクレ・トリプルキャッチャーメガの景品獲得センサーが中央に一つだけ配置されていることに対して、UFOキャッチャートリプルにはセンサーが横並びに複数配置されており、反応漏れが少ない構造です。
しかし、ボールを敷き詰める運営を行なっている場合、落とし口へこぼれたボールも残さずカウントしてしまう欠点があります。


アトラス トリプルキャッチャーメガとの比較

  • 正面ガラスが拡大

 デカクレの筐体正面のガラスは操作パネルの上ギリギリまで拡大されており、フィールドの視認性が向上しています。
透明部分の面積が広くなることで圧迫感もやや薄れています。

  • 獲得アシストの条件

 プレイ回数に対して景品が獲得されていない場合にアームパワーが強まり、獲得を促すアシストモードが搭載されていますが、トリプルキャッチャーとデカクレではアシストの作動条件が異なります。
トリプルキャッチャーは前回獲得からのプレイ回数をカウントし、設定された回数を超えた場合にアシストが働きます。
対してデカクレは累計の投入金額と獲得個数をカウントし、あらかじめ設定された確率に収束するよう、ある程度ランダムにアシストが働く仕様になっています。
これにより、設定以上に獲得されている場合はアシスト頻度が下がり、獲得されていない場合はアシスト頻度が上がります。

シリーズ機

  • デカクレα

2014年発売
LED照明が採用され、消費電力が大きく削減されています。
筐体を上下分割して搬入出を行うことが可能です。

  • デカクレα ver.1.5

2018年発売
筐体の両サイドにカラフルなLEDが追加されており、獲得に虹色に輝いたり、エラーを知らせるようになりました。
筐体内の背面には景品のディスプレイをしやすくなるシェルフサポートが追加されるなど細かな改良が加えられています。

  • もっとデカクレ

2019年発売
筐体そのものに加え、ボタン、レバー、アーム全てが大型化された超大型クレーンゲーム機です。
背面もガラス製になっており、360℃全方位からフロアが見える仕様です。

  • デカクレ2


2023年発売
これまでのシリーズから大きく仕様・デザイン変更が行われ、ロゴがなければデカクレとは気付けないほどです。
アームが薄型のモーター式に変更されて筐体の全高が低くなり、搬入出やメンテナンスがしやすくなりました。
アームの変更でより大きな景品を掴めるようになっており、アームパワーは三本を個々に設定可能です。

遊び方・攻略のポイント・取り方

 デカクレは操作パネルの交換によりボタン式とレバー式の2通りの操作が可能になりますが、その多くはレバー式で稼働されています。
レバー式の操作方法や攻略についてはこちらの記事をご覧ください。

まとめ

  • 三本爪タイプの代表的クレーンゲーム
  • 同じようで結構違う他社機種との違いに注目
  • 初代からα ver.1.5まではプレイ感に変わり無し

関連マシン



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【プライズゲーム解説】サブマリンキャッチャー

目次

どんなゲーム?


サブマリンキャッチャー
SUB MARINE CATCHER

 2000年(平成12)にユー・エス産業から発売された三本爪タイプのクレーンゲームです。

 プレイフィールドが水槽になっており、水中に設置された景品を狙う非常にユニークなマシンです。

景品は主に伊勢エビ、カニ、サザエなど食用の生きた魚介類や防水腕時計などが使用されており、伊勢エビキャッチャーなどと呼ばれることもあります。

獲得した海産物は設置店によって様々ですがその場で調理してもらったものを食べたり、新鮮なまま持ち帰ることができました。

当時アメリカではロブスターが景品のクレーンゲーム「ザ・ロブスターゾーン」が稼働しており、それを参考に日本向けに開発されました。

 TVをはじめとしたメディアで取り上げられて一時的に話題になり、それによって存在を知っている方もいることでしょう。

生きた生物を景品として使用することから一部の動物愛護団体や個人からの苦情がいくつかあったようですが、あくまでも食用として販売されているものを景品にしており、寿司店鮮魚店の生け簀と同様の扱いになっており、それほど問題にはならなかったんだとか。

しかしサブマリンキャッチャーが有名になった事で、それに便乗した業者が愛玩用のハムスターや昆虫を景品として扱いはじめ、2000年代にはゲームセンターで生き物を使用したクレーンゲーム等が散見されましたが、流石にこちらは倫理的な問題が多く、次第に姿を消して行きました。

サブマリンキャッチャーも動物愛護的な観点で問題しされたことで姿を消していった…と思われがちですが、実のところは違った事情があるようです。

どこいった?消えた伊勢エビキャッチャー

 伊勢エビキャッチャーは出荷台数自体がそれほど多くはありませんが、ピーク時には全国各地の商業施設や海沿いの観光地に設置されていました。

しかし徐々に姿を消し、今では多くが廃棄されており、ほとんど見ることは出来ません。

最大の要因はズバリ、
手間の割に儲からないからです。

 まずは導入時。
伊勢エビやカニを景品として使う場合、当然ながら水槽の中身は海水になります。

水道水に専用の「海水の素」を溶かして水槽に注ぎます。
その量はおよそ100リットル。
一般的なサイズのバケツが8リットルなので、単純計算で約13杯分を手動で注ぐ必要があり、なかなかの重労働です。

濾過器に汚れを取り除くバクテリアを入れてセットしますが、バクテリアが十分に増えて機能するまでに1〜2ヶ月かかり、その間は5日に1回程度の頻度で水の入れ替えが必要です。

海水は常に循環する必要があり、営業時間外も電源を切ることはできず、ランニングコストが高めです。

景品は生きたまま運ぶため輸送費が高く、景品の回転率によっては餌代もかかり、獲得される前に死んでしまえばロスが発生します。

それに対して売上はかかる手間やコストに見合うほど高いわけでも無かったようで、徐々に撤去されていったのでした。

攻略のポイント・取り方

 サブマリンキャッチャーには水槽内の水のための冷却器が搭載されており、設定温度を変更することが可能です。
エビやカニは変温動物のため、水温が難易度に影響を及ぼします。

水槽の隅で動かないカニさん

水温が高くい場合はエビやカニの動きが活発になり、クレーンのアームから逃げ回るため基本的に難易度は高くなります。
逆に水温が低く一桁程度になるとほとんど動かなくなり、中心を捉えることが簡単になります。
ただし、エビやカニが掴みやすい位置にいない場合もその場からほとんど動いてくれないため、その場合は獲得がかなり難しい状況といえます。

まずはプレイする前に相手がどの程度動き回るのかを見極めるのがいいでしょう。

 水中では浮力が働くため、水面近くまではある程度容易に持ち上がりますが、水から上がった途端に本来の重さがアームに掛かり、落としてしまうことが多々あります。
アームには引っ掛かる部分や滑り止めのゴムは付いていないので、足の付け根などを狙ってしっかりと掴みましょう。

運次第では景品の方からアームにしがみついてくる場合もあるようです。

サブマリンキャッチャーは確率機?

 サブマリンキャッチャーにはペイアウトを制御する機能は搭載されておらず、機能面でみると確率の要素はありません。
しかし、生きた景品を使用する特性上、景品のご機嫌次第な要素が大きく、運の要素が多分に含まれたマシンと言えるでしょう。

まとめ

  • 一瞬流行った伊勢エビキャッチャー
  • 手間とコストが売り上げに見合わず衰退
  • 景品獲得はエビカニのご機嫌次第(?)

関連マシン

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【プライズゲーム解説】UFOキャッチャーEX

目次


どんなゲーム?


UFO CATCHER EX
ユーフォーキャッチャーエクセレント

1994年(平成6)にセガから発売されたクレーンゲーム機です。
セガのUFOキャッチャーシリーズとしては5代目で、実験的な機能が搭載されています。

 外観はシリーズお馴染みのピンクにネオンカラーが散りばめられており、最近人気な平成レトロポップそのものです。
ビルボードには大きな"UFO CATCHER"の文字の上に控えめな筆記体の"EX"の文字がありますが、サイドの柱からEXCELLENTの略であることが読み取れます。
景品取り出し口はクレーンのホーム位置などは前作(NEW UFOキャッチャー)と同様で中央寄りについており、共通点も多いですが右のドアにはEXでは左右の下部に新たにメンテナンスドアが設けられています。
右のドアにはサービス・テストボタンやメイン基盤、左のドアには筐体の蛍光灯に使用している点灯管などが配置されており、特にサービスボタンはゲームプレイを妨げることなく操作できるため、プレイヤーにもスタッフにも嬉しい改善点です。
※1世代前のNEW UFOではコントロールパネルを開けないとサービスボタンが押せません

 そしてUFOキャッチャーEX最大の特徴はクレーンユニットのLEDで表現される顔部分です。

 7セグメント液晶が使用されている口の部分は、コイン投入時にはプレイ回数が表示されます。
また待機時やプレイ中に表情をかえたり、居眠りしたりなどの変化を楽しむことができます。
この機種は景品センサーが落とし口では無く、クレーンユニットの底部に配置されており、景品を掴んで持ち上げるとクレーンが喜び、途中で落ちてしまうとガッカリします。
今ではすっかり「引っ掛けて落とす」ゲームになってしまったクレーンゲームですが、この頃はまだまだ「持ち上げて運ぶ」ゲームスタイルが主流だったことが伺える仕様ですね。
更に表情だけで無くセリフも喋りクレーンユニットが一キャラクターとして制作されていました。
セガの現行機種であるUFOキャッチャー9や10などでは筐体がキャラクター化され、さまざまなセリフを発する様になっており、EXがそれらの元になったのかもしれません。

 純正のアームにはプラスチック製の爪が採用されており、ワンタッチで付け替え出来るという触れ込みでしたが耐久性に問題があり、多くの筐体が代用品としてNEW UFOキャッチャー等のアームを装着して運営されていました。
前述の景品センサーも誤反応などのトラブルが少なくないことから好評とはいえず、現行機には継承されていません。

 このように新しい機能・仕様が複数盛り込まれ、シリーズ機の進化の過程を感じられるマシンになっています。
1世代前が大ヒット作のNEW UFOであることも相まって流通台数が比較的少なく、現在では滅多に見られない相当レアな機種です。
見かけた際にはぜひとも遊んでみてください。

基本スペック

幅  1680mm
奥行 880mm
高さ 1975mm
重量 235kg
消費電力 W

バリエーション

  • UFO CATCHER EX ゴールドバージョン

 通常版のシルバー部分やアームなどが金色に塗装された色違い機種が僅かに存在します。
機能面に違いはありませんが、ただでさえ少ないEXですから、お目にかかれる機会は滅多にありません。
見つけたら写真に撮って自慢しましょう。

まとめ

  • UFOキャッチャーシリーズの5代目
  • クレーンの顔がチャームポイント!
  • 後のクレーンゲームのキャラクター化のヒントになった(かも?)

関連マシン



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【まとめ】SEGA 歴代UFOキャッチャーシリーズを紹介!


目次

はじめに

 クレーンゲームの代名詞、 UFOキャッチャーは多くのシリーズ機が登場しています。

今回はそんな UFOキャッチャーを一覧でご紹介します。

当ブログで紹介済みの機種は各記事のリンクも掲載しますので、気になるマシンの詳細はそちらをご覧ください。

UFOキャッチャーシリーズまとめ

  • UFO CACHER

1985年発売

  • UFO CACHER DX

1987年発売

  • UFO CACHER DXⅡ

1990年発売

  • NEW UFO CACHER


1991年発売

  • UFO CACHER mini


1991年発売


  • UFO CACHER EX


1994年発売

  • UFO CATCHER 21


1996年発売

  • UFO CATCHER 800


1998年発売

  • UFO CATCHER 7


2001年発売

  • UFO CATCHER 7 MAX Edition


2003年発売

  • UFO CATCHER 7 Second


2004年発売

2006年発売(北米及びヨーロッパ)

  • UFO CATCHER 8


2008年発売

  • UFO BALANCE CATCHER

2010年発売

  • UFO CATCHER DOUBLE

2010年発売

  • UFO CATCHER 8 second


2011年発売

  • UFO CATCHER 9


2014年発売

  • UFO CATCHER 9 second


2016年発売

  • UFO CATCHER 9 third


2021年発売

  • UFO CATCHER TRIPLE


2017年発売

  • UFO CATCHER TRIPLE TWIN


2018年発売

  • UFO CACHER Duet


2018年発売

  • UFO CATCHER TRIPLE second


2021年発売

  • UFO CACHER 10


2023年発売

番外編

  • Dream Cacher


1989年

  • Dream Palace

1992年

  • School Kids

1993年

  • UFOあらかると 今日もイタダキ!


1996年

  • Dream Palace Ⅱ

1998年

  • Dream Catcher Redress

1998年

  • BABY UFO

1998年

  • UFO PRIZE STAGE


2000年

  • UFOあらかるとⅡまたまたイダタキ!


2004年

  • UFO COLON


2007年

  • UFO DREAM CATCHER


2008年

  • Cubic4 Catcher


2015年

  • UFOアラカルト3


2021年

まとめ

 当ブログでは、業務用ゲームマシンを一機種ごとにスポットを当ててご紹介しています。

攻略のコツや、取り方の参考にもなる情報も載せていますので是非ご覧ください。

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【主要メーカー】クレーンゲーム歴史年表【有名機種】

 日本初のクレーンゲームの登場から半世紀以上。

多くのアミューズメント企業が参入し、
コインを入れてアームを操作するシンプルな遊び方はそのままに、
クレーンゲームはさまざまな進化を遂げてきました。

そこで今回は、
全国のゲームセンターで見ることのできる
有名メーカーのクレーンゲームを発売年毎に
最新機種までまとめました。

当ブログで紹介済みのマシンは記事のリンクも貼ってありますので、是非ご覧ください。

目次

昭和期

  • 1965(昭和40)

日本初のクレーンゲームが誕生

セガ
 スキルディガ
タイトー
 クラウン602

  • 1966(昭和41)

タイトー
 クラウン603
 クラウン605

  • 1975(昭和50)

クレーンゲームのプレイ料金を30円以下
景品の限度額を90円までに制限

  • 1985(昭和60)

セガ
 UFOキャッチャー(初代)

  • 1986(昭和61)

クレーンゲームの景品限度額制限が
90円→200円に引き上げ

セガ
 スペースクレーン
ナムコ
 スウィートランド(初代)

  • 1987(昭和62)

セガ
 UFOキャッチャーDX
 スーパーチャンス

平成初期

  • 1989(平成1)

セガ
 ドリームキャッチャー

タイトー
 ティンクルティンクル
 ムーンキャッスル

  • 1990(平成2)

クレーンゲームの景品限度額制限が
200円→500円に引き上げ

セガ
 UFOキャッチャーDXⅡ
 ポケットクレーン

  • 1991(平成3)

セガ
 NEW UFOキャッチャー

 UFOキャッチャーmini
 UFO SEGA SONIC
ナムコ
 NEWスウィートランド

タイトー
 カプリチオ

  • 1992(平成4)

セガ
 ドリームパレス
ナムコ
 スウィートファクトリー
タイトー
 NEWカプリチオ

  • 1993(平成5)

セガ
 スクールキッズ
タイトー
 カプリーナ

  • 1994(平成6)

セガ
 UFOキャッチャーEX

ナムコ
 スウィートランド2
 newスウィートファクトリー
タイトー
 カプリチオスピン

  • 1995(平成7)

バンプレスト
 コンビニキャッチャーとりほうだい

  • 1996(平成8)

セガ
 UFOキャッチャー21

ナムコ
 スウィートランドミニ
 スウィートザック
タイトー
 カプリチオスピン2

  • 1997(平成9)

クレーンゲームの景品限度額制限が
500円→800円に引き上げ

バンプレスト
 コンビニキャッチャーミニ

  • 1998(平成10)

セガ
 UFOキャッチャー800
 ドリームパレスⅡ
 ドリームキャッチャー リドレス
 ベイビーUFO
 パラダイスクレーン
ナムコ
 スウィートランド3

  • 1999(平成11)

ナムコ
 スウィートランド4

バンプレスト
 コンビニキャッチャーDX
タイトー
 カプリチオサイクロン

平成中期

21世紀に突入

  • 2001(平成13)

セガ
 UFOキャッチャー7

ナムコ
 ワイワイクリッパー
タイトー
 カプリチオプロ
カプコン
 ベルキャッチャーツイン
 ベルサークルフォー

  • 2002(平成16)

タイトー
 カプリチオリフト

 カプリチオミニ
 カプリチオムーブ

  • 2003(平成15)

セガ
 UFOキャッチャー7 MAX Edition
ナムコ
 トレトレクリッパー
 スウィートランドプラス

 BIGスウィートランド
タイトー
 カプリチオライト
 カプリチオG-one

 カプリチオセサミ

  • 2004(平成16)

セガ
 UFO キャッチャー7 second
 UFOドリームタウンJP
ナムコ
 クレナフレックス

 スウィートランド4ブライト
 スウィートランド4サクラバージョン
 スウィートスクーパー
アトラス
 トリプルキャッチャー

バンプレスト
 コンビニキャッチャー2
タイトー
 カプリチオG-one HG
 カプリチオセサミ2
 カプリチオリフトW
カプコン
 ベルサークル シャイニングブルー

  • 2005(平成17)

アトラス
 トリプルキャッチャーメガ

タイトー
 カプリチオスター

  • 2006(平成18)

ナムコ
 クレナワイド

 スウィートランドプレミア

アトラス
 トリプルキャッチャーメガダッシュ
 トリプルキャッチャープチ
 トリプルキャッチャーギガ
バンプレスト
コンビニキャッチャーコンパクト
タイトー
 カプリチオセサミ2α

  • 2007(平成19)

タイトー
 カプリチオスターRS

  • 2008(平成20)

セガ
 UFOキャッチャー8

 UFOドリームキャッチャー
アトラス
 トリプルキャッチャーアイス
カプコン
 ベルサークル スパークリングブルー

  • 2009(平成21)

ナムコ
 ビックレナ

アトラス
 トリプルキャッチャーギガプラス
タイトー
 カプリチオフォース

  • 2010(平成22)

セガ
 UFO キャッチャーDOUBLE
 UFOバランスキャッチャー
タイトー
 カプリチオセサミW
KNT
 ポロスキャッチャーBIG
 ポロスキャッチャーTWIN

  • 2011(平成23)

セガ
 UFO キャッチャー8 second
ナムコ
 クレナ2クイーン

タイトー
 ネイルステージ

KNT
 ビッグキャッチャーデカクレ

 ミニキャッチャージェミニッチ
 ミニキャッチャーツインジェミニ

  • 2013(平成25)

ナムコ
 クレナ2ジャック

平成後期

  • 2014(平成26)

セガ
 UFO キャッチャー9

KNT
 デカクレα
 ジェミニッチコンパクト
 ジェミニ80
 ジェミニビッグ

  • 2015(平成27)

セガ
 キュービック4キャッチャー
ナムコ
 クレナ2K
 スウィートランド5
KNT
 ジェミニピッコロ

  • 2016(平成28)

セガ
 UFO キャッチャー9 second
KNT
 ジェミニマルチ

  • 2017(平成29)

セガ
 UFO キャッチャーTRIPLE

ナムコ
 スウィートゴーランド2
KNT
 ジェミニアイス

  • 2018(平成30)

セガ
 UFO キャッチャーTRIPLE TWIN

 UFO キャッチャーDuet.
KNT
 デカクレα ver1.5
 ジェミニビッグα
 ちびクレ

令和以降

  • 2019(令和1)

ナムコ
 クレナハイブリッド
タイトー
 カプリチオボックス
KNT
 もっとデカクレ
 ちびクレα
 ジェミニ80α
 ジェミニマルチミニ

  • 2020(令和2)

KNT
 ジェミニマルチ2
 ジェミニッチ2

  • 2021(令和3)

KNT
 ツインジェミニ3

  • 2022(令和4)

ナムコ
 クレナ3

  • 2022(令和4)

景品限度額制限800円→1000円に引き上げ

セガ
UFOアラカルト3

  • 2023(令和5)

セガ
UFOキャッチャー10

マイナーチェンジ版で変更点が少ないマシン、発売年が不明なマシンは記載していません。

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【プライズゲーム解説】クレナ3


目次

どんなゲーム?

クレナ3
CLENA3
2022年(令和4)にバンダイナムコから発売されたクレーンゲームです。

 その名の通り、落とし口の位置を自由に変更出来るフリーホール機能や大型景品にも対応した高い汎用性で、クレーンゲームの勢力図を大きく塗り替えた傑作、クレナフレックスの後継機です。
白をベースに黒とシルバーが散りばめられたスタイリッシュな外装が特徴で、斜めに配置された操作パネルや中央の液晶画面といった、競合機であるUFOキャッチャー9にも少し似たデザインです。
各所にカラーLEDが仕込まれており、クレーンのロゴやプレイフィールド、取り出し口をカラフルに彩ります。

 最大の特徴はフィールドの手前、中、奥の3ブロックに分割されたサイドバーで、それぞれ個別に高さの変更が可能な優れものです。
機能面ではwi-fi接続により各種端末から売上等のデータを取得可能な「クレナネット」が搭載されました。

基本スペック

幅  1710mm
奥行 1050mm
高さ 1990mm
重量 280kg
消費電力 240W

機能紹介

  • ずらし運営

 クレーンが下降したあとに設定された方向にクレーンがスライドします。

  • フィールド昇降

 手前・中央・奥に3分割されたフィールドのそれぞれの高さを変更できます。
パネルの取り付け部分にはネジ穴ではなく、スリット状になっており、新たに採用されたクイックボルトによってスムーズにつけ外しが可能です。

  • 液晶タッチパネル

 操作パネルの中央に設置された液晶タッチパネルは通常時は料金などが表示されており、設定時には各種メニューを操作可能です。
SEGAのUFOキャッチャー9の影響を強く受けた部分と言えるでしょう。

  • クレナネット

 本体をネットワークに接続し、PCやタブレットなどの端末から売上データ等を取得できます。
SEGAのUFOキャッチャーシリーズにも通信機能は搭載されていますが、そちらは筐体間での通信に限られており、クレナネットはより利便性が高い機能に仕上がっています。

攻略のポイント・取り方

 クレナ3はこれまでのシリーズになかった「押し込みの強さ」を設定できるようになったようです。
SEGAのUFOキャッチャー9以降のクレーンゲーム機では、クレーン上部のつまみの長さで押し込み力をある程度予測することが可能でしたが、クレナ3には見た目から判断する方法が現在のところ見つかっていません。
今後攻略に役立つテクニックやチェック項目を発見次第追加していきます。

まとめ

  • 人気のクレナシリーズ最新作(2023年現在)
  • スタイリッシュなデザインと煌びやかな照明が綺麗!
  • UFOキャッチャー9に似てるけど中身は別物!

関連マシン




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【プライズゲーム解説】UFOキャッチャー10


目次

どんなゲーム?


UFO CACTHER 10
UFOキャッチャー10
 2023年(令和5)にセガから発売されたクレーンゲーム機です。

 クレーンの代名詞、UFOキャッチャーシリーズの最新機種で、前身のUFOキャッチャー9をベースに更なる多機能化が行われ、ライバル機のクレナハイブリッド、クレナ3に影響を受けたと思われる機能・仕様が加えてられています。

特筆すべき点として、UFOキャッチャー10ではクレーンの操作方法を従来のボタン式に加え、レバー操作に変更することも可能になりました。
また、コントロールパネルの液晶モニターが2つになり、左右ブースそれぞれの情報を表示するようになっています。

 真っ白な筐体にフルカラーLEDが搭載され、非常に明るく見えます。
ライバル機であるクレナ3に対抗してか、窓上部のビルボードは最小限のものが採用されました。

UFOキャッチャー9から進化したポイント

ワンタッチ式のフィールドパネル

 パネルの縁の部分に留め具が追加され、パネル同士の連結をワンタッチで行うことが可能になりました。
従来はネジで連結していたため、フロアの変更にかかる手間が大幅に軽減されています。

液晶タッチパネル

 UFOキャッチャー9から搭載されているコントロールパネル中央部の液晶タッチパネルが2つに増えました。
それぞれの画面でメニューを開くことが出来るため、左右同時に景品投入する際などは特に利便性が増しています。

より細かな設定が可能に

 アームを開く位置(落とし位置)をピンポイントに設定出来るなど、従来よりも細かな設定が可能なようです。

レバー操作に対応

 前述の通り、ボタンの交換によりレバー操作が可能になっており、レバー操作の場合はUFOキャッチャートリプルのように時間内にクレーンを好きなだけ移動出来ます。

基本スペック

幅  1685mm
奥行 1050mm
高さ 1998mm
重量 950kg
消費電力 201W

攻略のポイント・取り方

レバー操作や攻略のポイントについてはUFOキャッチャー9、トリプルで触れています。
下のリンクからご確認ください。


まとめ

  • セガの最新クレーンゲーム!(2023年8月現在)
  • 前作の良さはそのままに更に使いやすく進化
  • 前作までの攻略ポイントはほぼ、そのまま使えます

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