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【プライズゲーム解説】トライデッキ【小さくても油断ならない深い沼…】

目次

どんなゲーム?


 トライデッキ(TRYDECK)は2021年(令和3年)に
マーベラスから発売された小型プライズゲームです。

白地に黄色の装飾が入った筐体は同社のプライズゲーム機、
トライポッドと共通しており、
「トライシリーズ」として展開されています。

曲線を交えたフォルムに可愛らしさを感じます。
トライポッド同様、ボタン一つで遊べるシンプルな操作で遊べるため、
低年齢層でも遊びやすいのが特徴です。

反面、1プレイの時間が短いため、
泥沼にハマると瞬く間にお金が吸い込まれて行く恐ろしい一面も併せ持ちます。

遊び方


 トライデッキは上下左右4ブースに分かれています。

コイン投入口は左右に1つずつあり
左の投入口に入れると左ブース、
右の投入口に入れると右ブースでプレイできます。

コインを投入し、
上下どちらかのブースのボタンを押すとスタートします。

 スタートすると手前に立っている赤いアームが左右に動き始めます。
アームは端まで到達すると逆方向に進むので、
制限時間までじっくりと狙えます。

ボタンを押すと赤いアームは移動をストップし、
奥に向かってゆっくりと倒れます。

赤いアームが奥の黄色いアームの中心を捉えると、
景品を支える黄色いアームを倒すことができます。
支えを失って景品が落下すると獲得です。

 狙いはかなりシビアで、
数ミリずれるだけで失敗になってしまいます。

うまくハマれば完全に中央でなくても黄色アームは倒れることがありますが、
基本は中心部のピンク色の溝を捉える必要があります。

ほんの少しズレて失敗すると、
次はうまく行けそうな気がしてしまいますね。

この「次は行けそう」感がこのゲームの恐ろしいところでもあります。

ゆっくりと動く赤アームは、
黄色アームに触れる直前まで成否が判別しにくく、
失敗の場合でもバネのように少し押し下げられてから弾かれて戻るような動作をするため、
毎回ハラハラさせられます。

トライデッキは確率機?

 トライデッキは、2本以上のアームに跨って景品が乗っている場合
「1本目を倒すまでは何度も挑戦する必要があったのに、
1本目が倒れた途端に簡単になり、そのまますんなり獲得出来た」
というパターンが多く見受けられます。

そのため、設定の獲得率に収束する様に難易度が制御されている可能性が高いです。

しかし、まれに中心を捉えていなくてもアームが倒れて獲得出来ることがあったり、
アームが弾かれることによって景品がズレて落ちることもあり、
確率を引き当てなくても獲得は出来る様になっているため、
完全な確率機とも言い切れない仕様になっています。

まとめ

  • 1ボタンのシンプル操作で誰でも遊べる。
  • 「次は行けそう」でどんどんお金を吸い込む。
  • 確率:実力 = 9:1 くらい

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