いろいろゲーセンマシン解説

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【キディライド解説】キッズレール電車でGO!SR

目次

どんな遊具?

 キッズレール電車でGO!SRは1999年(平成11年)にタイトーから発売されたキディライドです。
製造はトーゴが行なっていました。
1996年(平成8年)に登場して大流行した同社のアーケードゲーム電車でGO!」をモチーフにしており、レバーで電車を操作できるのが特徴です。
うぐいす色のラインが入った車体は2005年まで運用されていた山手線の205系電車がモデルと思われます。
本家電車でGO!は一人称視点で電車を運転しますが、こちらで操作するのは自身が乗り込む電車型の筐体ではなく、座席の前に設置されたジオラマ内の電車です。
操作に対する反応がより分かりやすく、子供むけらしい設計といえます。
(残念ながら撮影した筐体は肝心のジオラマ部分は故障してしまっていました。)
定員は2人です。

内装


 正面にこのマシン最大の特徴であるジオラマが設定されています。
ジオラマはシンプルな作りで駅などはイラストで表現されるのみで、分岐もなく楕円形のレールをひたすらループします。
ジオラマの左手前には操作パネルがあり、レバーとボタンがひとつづつです。
レバーは発進と停止の操作を行い、ボタンは進行方向を変更することができます。
右下にはコイン投入口が備え付けられています。

遊び方

 料金を投入すると「出発進行〜」のセリフが流れてスタートします。
電車の車内アナウンスをイメージした演出にこだわりを感じます。
筐体は前後左右に右回りで傾く立体的なアクションを行います。

レバーを発車に切り替えるとジオラマの電車が走り出し、戻すと停車します。
停車中に進路変更ボタンを押すと、電車の走る向きが逆転します。
このとき、進行方向と共にBGMも切り替わり、変更時のBGMは本家電車でGO!のイメージソング「電車で電車でGO!GO!GO!」が流れます。
進路変更ボタンは停車中のみ有効で、走行中は押しても反応しません。
この仕様は、限りなく低年齢向けにアレンジしつつも、ただの電車のライドではない運転シミュレーターとしての「電車でGO!らしさ」を残したプライドのようなものなのかもしれませんが、実際に遊ぶちびっ子には少し難しいような気もしてしまいますね。
一定時間経過で「ご利用ありがとうございました」とアナウンスが流れて終了です。

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