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【プライズゲーム解説】UFOキャッチャートリプルツイン

目次

どんなゲーム?


 UFOキャッチャートリプルツイン(UFO CATCHER TRIPLE TWIN)は2018年(平成30年)にセガから発売された3本爪タイプのクレーンゲーム機です。

その名の通り、UFOキャッチャートリプルを左右2ブースで同時に遊べるようにしたマシンです。

同社のUFOキャッチャー9をベースに設計されており、外寸は9と全く同じです。

一見するとUFOキャッチャー9にトリプルのクレーンユニットを取り付けたような外観になっています。

アームはUFOキャッチャー9secondまでのものと共通でS、M、Lが使用でき、主に中型サイズのぬいぐるみ等の景品を扱う仕様です。

トリプルで使用できたLLアームは付属していません。

↑トリプルのLLアーム

同ジャンルのクレーンゲームとして、北日本通信(KNT)のジェミニBIG等が挙げられます。

UFOキャッチャー9と同じ形状のため、違和感なく並べることが可能です。

システム面でも互換性があり、UFOキャッチャー9、トリプル、アラカルト3と無線通信で連動し、景品獲得時の演出を全台一斉に鳴らしたり、インカムデータを遠隔で閲覧できます。

レイフィールドは手前側半分がスライドするようになっており、ある程度落とし口やフィールドサイズの調整が可能です。

しかし、トリプルと比較するとフィールドはやはり狭いので、あまり大きすぎる景品には不向きなようです。

レイフィールドの下にはUFOキャッチャー9同様に収納スペースが備えられており、使用していない部材などを格納します。

基本スペック

幅  1680mm
奥行 1050mm
高さ 2005mm
重量 323kg
消費電力 153W

遊び方

 操作パネルはUFOキャッチャートリプル同様にレバーとボタンで行います。

移動後にボタンを押すとクレーンが下降し、下降の途中で再度ボタンを押すとその場でアームを閉じることが可能です。

下降ストップ機能はON/OFFの切り替えがあり、OFFに設定されている場合は所定の位置まで下降するか何かに当たるまでクレーンが下降します。

攻略のポイント・取り方

 UFOキャッチャートリプル、そしてトリプルツインの攻略で重要なポイントは、アームが回転しない事です。

他の多くの三本爪キャッチャーはクレーンをワイヤー一本で吊り下げており、アーム開閉のための配線がカールコードで接続されているため、下降・上昇中コードの伸縮によってクレーンが回転してしまいます。

デカクレのクレーン上部

しかし、UFOキャッチャートリプルのクレーンユニットはしっかりと固定されており、下降・上昇中に回転することはありません。

トリプルツインのクレーン上部

そのため、景品タグの輪っかやぬいぐるみの脇の下などをピンポイントに狙うことが可能です。

 他社の三本爪キャッチャーと同様、パワーアシスト機能が搭載されているため、何度も挑戦していればじきに強パワーが発動し、高確率で獲得できる状態になります。

強パワーの時に失敗してしまっても、獲得するまでは高確率で強パワーが発生するため、諦めずに挑戦しましょう。


UFO9に搭載されていたコーナーランプも健在です。

連続プレイ回数が一定数を超えると点灯する仕様で、回数は個別に設定できます。

対して強パワーの発生は現在までのトータル売上と払い出し個数をカウントして、設定確率に近付くように自動制御されています。

内部のカウントとランプ点灯に直接の連動はありませんが、一つの目安としてチェックしておきましょう。

景品獲得のカウントは景品落とし口のセンサーを物体が通過することで加算されるので、フィールドに敷き詰められたボールなどが落ちてしまっても景品獲得としてカウントされるので、うっかり落としてしまわないよう注意が必要です。

下降停止機能が使えるのであれば、ボールは掴まないように直前で止めることをおすすめします。

UFOキャッチャートリプルツインは確率機?

 三本爪としては、回らないクレーンで比較的狙い通りの位置を掴みやすく、実力がある程度影響することから、確率:実力の比率は6:4程度といったところです。

まとめ

  • UFOキャッチャートリプルの中型版
  • うっかりボール獲得に注意
  • 確率:実力=6:4

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