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【プライズゲーム解説】コンビニキャッチャーミニ【店員泣かせな赤いヤツ】

目次

どんなゲーム?

 コンビニキャッチャーミニ

1997年(平成9)にバンプレストから発売されたプライズゲームです。

1995年(平成7年)にバンプレストから発売されたマスコット・キーホルダー等小型景品向けプライズ機、コンビニキャッチャーとりほうだいの省スペース版として発売されました。
赤と黄色がベースの丸みを帯びたPOPなデザインが特徴です。

背面から手前に向かってピンが複数設置されており、そこにぶら下がった景品をアームで掴んで落とし口まで運びます。

後述しますが店員泣かせな部分もあり、近い時期に登場し使用景品も似通っているセガの「UFOあらかると」が現役で活躍しているのに対し、コンビニキャッチャーはあまり見かけなくなってきてしまいました。

遊び方

 1ボタンでアーム上昇、2ボタンで横移動します。
2ボタンを話すと自動でアームが奥へ伸び、掴み動作の後、落とし口へ移動して開きます。
落とし口の上まで運ぶことが出来れば景品獲得です。
また、落とし口は低い位置にあり、掴み損ねてしまっても運次第で跳ね返った景品が落とし口へ入ることもあります。

コンビニキャッチャーには弱点が…


 ピンの先端は太くなっており、景品を掴むことが出来てもリングやボールチェーンが引っ掛かるようになっています。
景品がそのままピンに残ればいいのですが、下に落ちてしまうこともあり、基本的に下に落ちてしまった景品は狙うことが出来ません。

狙っている景品が落ちてしまい、他に狙いたいものが無い場合、失敗するごとに店員さんを呼び、再設置してもらう必要があります。

なかなか取れない時はもう大変で、何度も店員さんを呼びに行くことになってしまいます。
正確に狙うスキルと、諦めずに何度も手直ししてもらう胆力が試される仕様でした。

 ちなみに純正オプションとして、落ちてしまった景品を自動で落とし口まで運んでくれる「とるとるステージ」や、店独自に「ここに落ちたら獲得」と表記したトレーなどを置いて対策されていましたが、難易度が大幅に下がるため、売上原価が上がってしまうという問題がありました。

店員側からしても、対策しなければ何度も手直しを求められ、対策すると景品代が嵩み、なかなかに頭の痛いゲーム機ですね。

攻略のポイント・取り方

 前述の通り、景品は掴み損ねて落としてしまってもバウンドして落とし口に落ちることが多々あります。
落とし口に近い側のピンにかかった景品は特に穴に入りやすいため、なるべく落とし口に近い側を狙いましょう。

 アームの先端には小さな溝があり、正攻法で狙う場合は景品本体だけでなく、タグやリングを狙うとアームの溝に引っかかりやすくなっています。
正攻法で挑戦する際にはお試しください。

設置・稼働情報

コンビニキャッチャーとりほうだい

福井県坂井市
東尋坊タワー
2024/3/10

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