どんなゲーム?
ダブルチャンス(DOUBLE CHANCE)は1984年(昭和59年)にタイトーから発売されたドーム型プライズ機で、ナムコのスウィートランドシリーズに近いキャンディやマスコットなど小型景品向けのマシンです。
【プライズゲーム解説】スウィートランド4 【20年経っても現役!】 - いろいろゲーセンマシン解説
中央のターンテーブル上の景品をアームですくって取り出し口まで運ぶと景品獲得です。
1ボタンでアームが横方向に移動し、2ボタンですくい、すくい損ねた場合は3ボタンを押すと一度だけ再チャレンジできます。
すくったあとはアームが自動で落とし口の方へ移動します。
この再チャレンジ機能がダブルチャンスの由来となっています。
シリーズに初代ダブルチャンス、ニューダブルチャンス、ダブルチャンス2とあるようですが、特に内容に差はなく、部品も互換性があります。
通常であれば外装で見分けられるのですが、筆者が出会った筐体には外装が残っておらず、素人目には判別できませんでした。
詳しい方がいらっしゃっいましたら是非お教えください。
スウィートランドシリーズとの違い
ナムコのスウィートランドとジャンルは同じく形状も似ていますが、大きな違いが2つあります。
- スライドテーブルの有無
スウィートランドはターンテーブルからスライドテーブルへ景品を落としますが、ダブルチャンスは落とし口へ直接落とします。
- ターンテーブルの回転方向
スウィートランドはショベルの向きに逆らってスライドテーブルが回転しており、景品をすくいやすくなっていますが、ダブルチャンスは逆回転のため、ややすくいにくくなっています。
タイトーにも資料は残っていない
この記事を書くにあたり、情報が非常に少なかったので、タイトーの問い合わせてみましたが、
「詳しい内容につきましては、大変古い機種となります為、弊社でもお調べすることが出来ません。何卒ご理解のほど宜しくお願い致します。」
との回答をいただきました。
古いマシンなので仕方ないですね。
なかなかレアなマシンなので、見かけた際には是非プレイしてみてください。
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