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【キディライド解説】ちびっこロードスター【憧れのスポーツカーでドライブ&レース】


どんな乗り物?
 ちびっこロードスターは2006年(平成18年)にホープから発売されたキディライドです。
オープンカーをモチーフにしており、同年に発売されたちびっこ白バイ隊と同様、より実際の乗り物に近い要素を多く取り入れた「リアルライド」シリーズの一つで、小型ながら凝ったギミックが複数搭載されています。
運転席と助手席の最大二人乗りで、子供一人と大人一人だとやや狭く感じるかもしれません。

 ロードスターといえば真っ先に思い浮かぶのはマツダ・ロードスターですが、このちびっこロードスターにはちびっこワゴンのようなエンブレムなどは取り付けられていません。
そもそもロードスターとは特定の車種名ではなく、2ドアで幌のついたオープンカーのことを指しますが、ボンネットの形状が当時発売されていた2005年型のマツダ・ロードスターにやや似ており、やはりマツダ・ロードスターがモデルと言って差し支えなさそうです。

搭載されているギミック

  • ディスプレイ

カーナビが搭載されており、行き先や様々な演出が表示されます。
同年発売のちびっこ白バイ隊に搭載されているものと同型と思われます。
ところでこのマシンの4年前に発売されたちびっこワゴンはカラー液晶だったのですが…コスト削減でしょうか。

  • ボタン

AVボタンとインフォメーションボタンがあり、AVボタンでBGMが切り替わります。
CD、MDなど、再生するメディアを変更して曲が変わる演出になっています。
MDというのがなんとも時代を感じますね。
インフォメーションでガソリン残量・燃費などの情報がディスプレイに表示されます。

  • シフトレバー

MT風の溝はステッカーで、レバーは上下にのみ動きます。
操作に合わせてスピードメーターの針が上下します。

  • ハンドル

小径のハンドルがスポーツカーらしさを演出しています。
ホーンを鳴らす他、ハンドル操作に合わせてウインカーが点滅し、ドリフト音が鳴り響きます。

  • 送風機

フロントガラスの下部には風の出る穴が空いており、オープンカーで顔に受ける風を演出しています。
この機能はディスプレイと同じく、ちびっこ白バイ隊にも搭載されていました。

遊び方
 料金を投入すると、プレイ中に立ち上がらない旨の注意のあと、稼働を開始します。
アクションは横に揺れるタイプです。
カーナビに車庫から出て走り出す様子がアニメーションで表示され、コースが自動で決定されます。
コースは以下の4パターンあり、プレイごとに変化します。
「おおきなはし」
「かいがんせん」
「とうげみち」
「レースかいさい」
行き先に合わせてディスプレイにアニメーションが表示されます。
アニメーションの合間に「ボタンをおしてみよう」などギミックの操作を促されます。
ボタン操作はこの時だけ操作することが可能で、アニメーションの演出時などは操作できなくなっています。
ギミックの誘導はコースに関係なく発生するので、レースの合間でもお構いなしでCDを流すことが出来、なんとも呑気なレーサーだなと思ってしまいます。
目的地に到着して終了です。

カラーバリエーション
レッドとブルーの2色があるようです。
レッドの写真も、出会うことが出来た際には掲載させていただきます。

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