【プライズゲーム解説】UFOあらかるとⅡまたまたイダタキ！【実はいろいろ進化してます！】

どんなゲーム？
初代あらかるととの違い
攻略のポイントやコツ・取り方など
まとめ
関連マシン

どんなゲーム？

　UFOあらかるとⅡまたまたイダタキ！は2004年(平成16年)にセガから発売された小型景品向けプライズゲームで、1996年に発売された初代あらかるとの後継機です。
　遊び方はそのままに、プレイヤーへは景品の見栄えをよく、ロケーションへは運営の使い勝手が良くなるよう改良されており、あらかるとシリーズのポジションを確固たるものとした立役者といえます。

初代あらかるととの違い

外観

　照明が格段に明るくなり、景品の見栄えが増しました。
タイトルボードや棚などは初代と同じ黄色を残しつつ、本体カラーは白とピンクでよりカラフルになっています。
本体高さがUFOキャッチャー7と同じになっており、並べて設置しやすく設計されています。

ガラス窓

　初代の開き戸タイプからスライド式に変更されています。
開閉時に人や物にぶつかりにくく、開放時でもスペースを取りません。

景品棚

　景品をぶら下げる棚は初代のネジ固定から左右の溝に引っ掛ける方式に変更され、高さの変更や取り外しが非常に容易です。
　左右の棚の間には位置調整及び取り外しが可能な展示棚が追加されています。

サービスドア

　コントロールパネルを開ける方式からサービスドア式に変更されており、1Pまたは2Pどちらかがプレイ中でも操作が可能になりました。
設定変更の操作もここから行えます。

難易度設定

　アームユニットの上昇スピード、アーム突き出しからの下降ストロークが変更可能です。
初代あらかるとでは難易度を変更するとスピードとストロークが同時に変更されましたが、今作では個別に変更できます。
動き始めはゆっくり上昇し、上にいくにつれて加速するモードもそんざいします。
横移動ではボタンを離した時に、アームユニットがやや遅れて停止する"すべり"のON/OFFが可能です。

攻略のポイントやコツ・取り方など

　基本的な攻略法は初代あらかるとと変わりありません。
上昇スピードが加速する設定の場合も加速度は一定なのでタイミングを覚えれば特に問題なく攻略できると思われます。
問題はストロークと"すべり"ですが、ストロークは改造なしの設定では最小でも3センチほどはストロークがあるため、純正フックであればノーミスなら3〜4回で獲得できるようになっています。
稀にストロークを極端に短く改造されたUFOあらかるとⅡがありますので、注意が必要です。
すべりについては気持ち早めにボタンを離すようにしていれば自然にちょうどいいところに収まってくれる事が多いです。

まとめ

　基本はそのまま正当進化と言った感じで、新しめのお店では比較的よく見かけます。
後継機のあらかるとDXと同じかやや少なめくらいの印象です。
昨年にも後継機アラカルト3が発売されており、人気シリーズとして定着しています。
運要素も少なく、落ち着いて根気よく挑めば着実に獲得に近づいていけるので狙っている景品が入っていたら是非狙ってみてください。