いろいろゲーセンマシン解説

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【プライズゲーム解説】ドリームキャッチャー


目次


どんなゲーム?

 Dream Catcher(ドリームキャッチャー)は
1989(平成1)にセガから発売されたクレーンゲームです。

円柱形・4ブースのユニークな形の筐体で、フロアの真ん中に設置すると存在感抜群です。

名前に「UFO」とは付いていませんが、セガのクレーンゲームUFOキャッチャーシリーズとして親しまれています。

カラーリングも当時のシリーズ機と共通のピンク色で遊び方にも差はありません。

2ブースずつに分割することが可能で、分割すると半円形になり壁際にも設置できます。

2台分を組み合わせて1台8ブースの巨大クレーンゲームのように設置することも可能で、見た目に似合わず意外な汎用性を持っています。

 遊園地のメリーゴーランドをモチーフにしており、クレーンは馬車を模しているなど、レトロな中にもお洒落さを感じさせるデザインと珍しい形状で根強いファンがいるマシンです。

登場から30年以上経過しており、仕様の古さによる使いにくさや、寿命を迎えるなど様々な理由で数を減らしていますが、現在でも現役の筐体を見ることができます。

基本スペック

幅  1800mm
奥行 1800mm
高さ 2035mm
重量 350kg
消費電力 315W

遊び方


 基本に忠実な2ボタン式です。

料金投入後1ボタンで横移動、次に2ボタンで縦に移動します。

フィールドの形状は手前に向かって広がった扇型で、最奥の頂点部に景品落とし口がついています。

移動が終わるとアームが開いてクレーン下降、アームが閉じて上昇、落とし口の真上に移動してアームが開きます。

攻略のポイント・取り方

  • 爪と把持力

 ドリームキャッチャーの難易度調節は爪の角度とバネの交換で行います。

落とし口にシールドが付いていて景品を持ち上げる必要がある場合は爪の角度を良く確認しましょう。

左右が同じ角度の場合は真ん中で
どちらかの角度が緩い場合、緩い側を深く景品に掛けるようにするとバランスが取れる場合が多いです。

バネは基本的に左右均等に力が掛かっているので、気にする必要があるのは強さだけで問題ありません。

  • 落とし口は常に奥

 落とし口にシールドがなく、持ち上げることが難しい場合、景品を転がしたりずらして落とし口へ持っていく必要があります。

ドリームキャッチャーはフィールドが扇型をしており、クレーンの横移動はそれに合わせて奥側を支点にした円運動を行なっています。

そして落とし口は円運動の支点近くにあるため、落とし口はクレーンから見て常に奥側にあり、アームに対して常に垂直の位置にあります。

そのため、景品の中心よりやや手前側を狙って奥へ奥へ持っていくと自然に落とし口へ向かっていくようになっています。

奥へ行くほど支点に近づくので、横移動はゆっくり小さな動きになり、景品に掛かるアームの角度が変わる事も覚えておくと良いでしょう

後継機

 ドリームパレス
(Dream Palace)
1992年(平成4)

 ドリームパレスⅡ
(Dream Palace Ⅱ)
1998年(平成10)

ドリームキャッチャーリドレス
(Dream Catcher Redress)
1998年(平成10)

 UFOドリームキャッチャー
(UFO CREAM CATCHER)
2008年(平成20)

まとめ

  • 円柱型のユニークな筐体
  • 根強い人気のレトロクレーン
  • クレーンと落とし口の位置関係に注目!

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