目次
どんなゲーム?
UFO COLON ユーフォーコロン
2007年(平成19)年にセガから発売されたプライズゲーム機です。
棚に乗せられた景品をアームで引っ掛けて手前に落とす独特な操作が特徴です。
景品を開閉しないアームで落とすゲームとして、共通点があるのが同社のUFOあらかるとシリーズです。
2000年(平成12)にはよく似たマシン、UFOプライズステージが発売されており、UFOコロンはその遺伝子を継いだ後継機といえます。
基本スペック
幅 1682mm
奥行 970mm
高さ 1964mm
重量 320kg
消費電力 222W
UFOプライズステージとの違い
構造
二機種の最大の違いは操作方法です。
UFOプライズステージは2本のレバーで操作を行うのに対して、UFOコロンは1本のレバーと2つのボタンで行います。
UFOプライズステージは①のレバーで上昇、②のレバーで左方向にアームを移動させると自動でアームが伸縮します。
UFOコロンは制限時間内であればレバーで上下左右を自由に移動でき、②・③ボタンでアームの延び具合が調整出来るため、狙い方の自由度が高くなっています。
アーム先端の爪には幅広な大型爪が二種類追加され、設置の幅が広がっています。
プライズステージではアームのメカが丸ごと前後に移動してアームを引っ掛けていましたが、コロンではアームだけが伸び縮みします。
また、横移動の機構が窓よりも外側にあるため、視野を塞ぎにくくなり、落ちた景品が引っかかりにくくなっています。
落とし口の背面スロープは部材などを収納するボックスになっています。
設定
棚がカゴのような形状になっており、セットの仕方を変えることで棚がグラグラ揺れる設定と、固定されて動かない設定を切り替えることが出来ます。
アームの上昇制限を設けることが出来るので、これを利用して最上段をディスプレイ用の棚として使用できます。
プライズステージに搭載されていた、獲得状況で難易度を自動調整する機能は廃止されています。
遊び方
料金を投入するとゲームスタートです。
レバーで上下左右を自由に移動できます。
移動に回数制限はなく、アームに所持される残り時間内に好きなだけ移動することが出来ます。
狙う位置が決まって②ボタンを押すとアームが奥に向かって伸びていき、③ボタンを押すと停止します。
③ボタンで停止、または最大までアームが伸び切ると、アームが少しだけ下降してから戻ります。
アームに引っかかって景品が棚から落ちると獲得になります。
プレイ動画はこちら
攻略のポイント・取り方
UFOコロンの難易度設定は以下の要素があります。
- シールドの高さ
シールドが高ければそのぶん景品はこぼれにくくなります。
プレイ前に確認しましょう。
- 揺れる設定のオモリ
カゴが揺れる設定の場合、カゴについたオモリの前後位置で揺れ方を調整できます。
オモリが手前にあると簡単になり、奥にあると難しくなります。
カゴの裏に棒状のオモリがついており、正面から取り付け位置を確認できます。
- 棚の角度
棚の角度が変更でき、手前を上に向けることで難易度が上昇します。
これも見た目ですぐにわかるので、始める前にチェックすることをお勧めします。
- アーム下降量及び身長量
アームが伸びてからどの程度下降するかを調整でき、下降量が多いほどアームの先端が深く景品にかかるので獲得難易度が下がります。
アームの伸び具合は先端の引っ掛かりの深さや、純粋に景品に届くかどうかに影響します。
この二つは実際にプレイしてみなければ分かりません。
特に下降量は最も難易度を左右すると言っても過言ではありません。
ほんの少ししか下がらないような設定の場合、それなりの投資を覚悟した方がいいでしょう。
基本は景品の頂点ギリギリ上を狙い、アームが少しでも深く掛かるように狙います。
制限時間ないであれば何度でも動かせるので、焦らずに微調整しましょう。
頂点にうまく引っ掛けても動きが悪い場合は、景品の左右の端を狙って回すように動かしたり、交互に狙って少しずつ引き寄せる狙い方も可能です。
重量の軽い小型景品が積み重なっている場合は、あえて真ん中あたりにアームを差し込むと山を崩して複数の景品を同時に獲得出来ることがあります。
まとめ
- 一本のアームで引っ掛ける独特な操作感が特徴的
- 似ているようで、プライズステージから大きく進化
- 基本は景品の頂点ぎりぎり上を狙おう