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【プライズゲーム解説】UFOキャッチャー800

目次


どんなゲーム?

UFO CATCHER 800
UFOキャッチャーハチマルマル
1998年(平成10)にSEGAから発売されたクレーンゲーム機です。

1997年に景品価格の上限が500円から800円に引き上げられ、景品が大型化し始めました。

従来のクレーンゲーム機ではアームや落とし口のサイズが景品の大型化に対応できず、各社が大型景品に対応したクレーンゲーム機を発売していきました。

このUFOキャッチャー800もその一つで、従来の機種と同等の筐体サイズを1人プレイ専用として使用し、クレーンアーム・フィールド面積・落とし口・取り出し口の全てが大型化された大型景品に特化したクレーンゲーム機に仕上がっています。

名称の800は景品価格上限800円とクレーンで持ち上げられる最大重量800gに掛けたダブルミーニングになっています。

過去機種と同系統のピンクをメインとした配色で、サイズもほぼ同じなので過去機種と混在しても違和感のないデザインになっています。

大型景品用のクレーンゲームとしてそれなりの需要があり、多くのゲームセンターで見られましたが、後継機では万能なUFOキャッチャー7が登場しました。

大小様々なサイズに対応できるUFOキャッチャー7の登場で、800でなければ使えない景品は少なくなり、大型景品特化型のUFOキャッチャー800の出番は無くなって行きました。

2003年には800の、コンセプトを受け継いだUFOキャッチャー7 MAX Editionが発売されましたが、やはりそれほど普及はせず翌年に登場したナムコのクレナフレックスが市場を席巻しました。

その後、しばらくの間セガから大型景品用のクレーンゲーム機は発売されていませんでしたが、2017年にはセガから再び大型景品に特化した精神的後継機ともいえるUFOキャッチャーTRIPLEが発売され、こちらは現役の主力マシンとして活躍しています。

基本スペック

幅  1680mm
奥行 860mm
高さ 1980mm
重量 290kg
消費電力 168W

まとめ

  • 景品の大型化に合わせて登場した大型特化機
  • 後継機や後発の競合に押されて衰退
  • 現在の大型特化機は主力級の大活躍

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