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どんなゲーム?
とれんだ4(よん)は2005年(平成17年)にエイブルコーポレーションから発売された、小型景品向けのクレーンゲームです。
横並びの2ブースが背中合わせに一体化したような形状をしています。
名称の4(よん)は4代目ではなく、1台で4ブースの特徴をもじったものです。
外見は個性的ですが、主に子供がプレイすることを想定しているので、誰でも遊びやすくシンプルに遊べるよう設計されています。
発売元のエイブルコーポレーションは当機の発売後まもなく倒産し、経営権は加賀アミューズメントに引き継がれます。
そのため、以降のシリーズは全て加賀アミューズメントから発売されています。
後追いで発売されるはずだった1人用モデル、とれんだ1(いち)が発表されていましたが、エイブルの倒産により世に出ることなく葬られてしまいました。
比較的安価でブース数を稼げるとれんだ4は、大手のゲームセンターよりも商業施設のゲームコーナーなどで見かけることが多い印象です。
辛口に設定されたとれんだ4は「とれないんだ4」と不名誉な呼ばれかたをする事もあるようです。
アームには細いものと幅広のものの2種類あり、景品によって使い分け可能です。
基本スペック
幅 1,000mm
奥行 1,040mm
本体高 1,300mm
重量 170kg
消費電力 220w
遊び方
遊びたいブースのコイン投入口に料金を投入するとスタートします。
赤ボタンでアームが横方向へ移動、次に緑ボタンで奥に移動するスタンダードな操作方法です。
KNTのジェミニシリーズと違い、とれんだ4には下降ストップ機能がありません。
アームの当たり具合でクローユニットが横倒しになったり、やや狙いにくい場合もあります。
攻略のポイント・取り方
純正のとれんだ4は落とし口が煙突のような筒形です。
景品が山盛りになって落とし口と同じ高さかそれ以上になっている場合、持ち上げずに引っ掛けて落とす狙いかたが非常に有効です。
景品が落とし口よりも低い位置にある場合、景品を確実に持ち上げる必要があります。
下降ストップ機能がないので、重心を確実に捉える必要があり、難易度は高めになります。
お店によってはフロアを底上げして落とし口とフロアを同じ高さにしている事もあり、その場合は非常に狙い目です。
山盛りの景品と同じようにアームを引っ掛けて落とす方法が使えます。
クローユニットに繋がったカールコードの影響で下降時にはアームが回転するので、回転を良く見極めて操作しましょう。
まとめ
- 1台で4ブースの小型クレーン機
- 発売まもなくメーカーが倒産
- 回転を見極めてアームを引っ掛けるのがコツ