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サトちゃんムーバー新型(1996)
どんな遊具?
サトちゃんムーバーは佐藤製薬が店舗に設置した子供向けの電動遊具で 1964年(昭和39)に初代が登場しました。
製造は有限会社都生旺です。
当時遊園地や商業施設の屋上などに設置されたライド遊具が非常に人気だったため、集客を目的として佐藤製薬の店舗に設置されました。
そのため他のキディライドとは違い、アミューズメント施設に設置されていることはほとんどなく、街の薬局や商業施設に設置されていることがほとんどです。
シリーズ
初代サトちゃんムーバーは、四本足で立った姿勢で、現在より鼻も長く、よりゾウらしいデザインでした。
1967年(昭和42)に登場したサトちゃんムーバー躍進号は背中が椅子のような形状になり、脚を伸ばして飛ぶポーズに変更されました。
1996年(平成8)に登場のサトちゃんムーバー新型は躍進号の脚を伸ばして飛ぶポーズを継承し、より水平に違い姿勢になりました。
跨る背中部分は初代に違い形にもどり、転落防止の金具がついています。
台座もより安全な丸みを帯びたものに変更されています。
新型以降はムーバーの動きに加え、オリジナルのメロディが再生されます。
現在もっとも目にする機会が多いのはこの新型です。
さらに翌年の1997年(平成9)にはサトちゃんの妹、サトコちゃんムーバーが登場しました。
また、2010年にはサトちゃんのデザインが一部変更されており、新デザインに準拠した青い台座のサトちゃんムーバーも存在しますが、いつ頃登場したものか知ることは出来ませんでした。
基本スペック
幅 760mm
奥行 1140mm
高さ 1100mm
※サイズはおおよそ
消費電力 200W